保温する方法を見ていこう。まずは適温の確認から。
Contents
フクロモモンガの適温
この温度になるように、保温方法を組み合わせて調整してください。
まずは温度計を設置
フクロモモンガのケージ内かすぐ外に「温湿度計」を設置しましょう。
人間が暮らしている空間と、フクロモモンガが暮らしている空間は、温度が違う可能性がありますので、フクロモモンガ用の温湿度計を用意しましょう。
その日の最高と最低の温湿度が記録できるタイプが便利です。
フクロモモンガの寒さ対策~保温方法~
保温性の高いアクリルケージが冬に最適
アクリルケージは、保温性が高く、温度が下がりにくいのでおすすめです。
アクリルケージとエアコンを使えば、冬場の温度管理も可能でしょう。
(お住まいの地域やケージの場所によって、温度は変わりますので、必ず温度計で確認してください。)
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【フクロモモンガ飼育用品】アクリルケージVS金網ケージどっちがおすすめ?
金網ケージの場合は一工夫を
どうしても冬場に金網ケージを使用する場合は、エアコンの利用に加えて、 特に工夫が必要です。
ただし、密閉状態にならないこと、フクロモモンガがケージの内側から引っ張ったりしないこと、布とヒーターの熱源が触れないことなどに注意する必要があります。
ペットヒーターを活用する
ケージの上部に取り付け遠赤外線で空間全体を暖めるタイプや、床置きのパネルタイプなどがあります。
金網ケージ → 遠赤外線タイプがおすすめ
アクリルケージ → パネルタイプがおすすめ
(アクリルケージに遠赤外線タイプを使うと熱で溶けてしまう恐れがある為)
ヒーター使用時は、ケージ内が暑くなり過ぎていないか、温度計でチェックしてください。
金網ケージに最適!遠赤外線タイプのヒーター
「ヒートランプ カバー付き」マルカン
・赤外線放射で暖める電球型ヒーター
目に見えない赤外線がペットの体をじんわり暖めます。
わずかな光しか出さないのでペットの睡眠を妨げません。
・縦向き、横向きにレイアウト可能
カバー上部のひっかけ部分や固定用のネジで色んな向きに取り付けられます。
・ペットの安全を考えた保護コイルとスチール製カバー
誤って齧ってしまったり、熱源に触れるのを防ぎます。
・便利な中間スイッチ付
昼間など部屋の温度が上がる時はヒーターを切りたい!そんな時に中間スイッチが便利です。
・電球のワット数で温度の強さが変わります。
ヒートランプ40W:室温+7℃
ヒートランプ60W:室温+10℃
※密閉した容器(W60×D45×H45cm)で使用した場合。
・温度管理のためには、サーモスタット「デジタルサーモ300」との併用がおすすめです。
「セラミックヒーター カバー付き」マルカン
・同じくマルカンの遠赤外線放射で暖める電球型ヒーター
・縦向き、横向きにレイアウト可能
・ペットの安全を考えた保護コイルとスチール製カバー
・セラミックヒーター100W : 室温+15℃
※密閉した容器(W60×D45×H45cm)で使用した場合。
・温度管理のためには、サーモスタット「ミニマルサーモ」との併用がおすすめです。
安全の為、必ずカバー付きのヒーターを使おう!
それから、遠赤外線タイプのヒーターは高温になりやすいので、必ずサーモスタット(温度をコントロールする機械)を併用しよう。
ヒーターはサーモスタットとセットで使おう
「デジタルサーモ300」マルカン
・小動物用ヒーターの温度をコントロール
ヒーターに繋いで快適温度に保つ温度計機能付のサーモスタットです。
・「デジタルサーモ300」がヒーターのON/OFFをコントロールし、快適温度を保ちます。
・温度計機能付きで、室内温度を表示
・デジタルLED表示なので夜間でも確認しやすい。
「ミニマルサーモ」マルカン
温度表示無しで、もっと安価なタイプが良い方には「ミニマルサーモ」がおすすめです!
アクリルケージに最適!パネルタイプのヒーター
「パネルウォーマー」三晃商会
・コントローラーのつまみで25~45℃内で設定温度の調節が可能。
・通電状況を作動ランプで確認可能。
・最先端PTC自己温度調節機能を装備。設定温度±5度以上かけ離れることなく、常に設定温度に近い温度がキープできます。
まとめ
温湿度計をケージ内かすぐ外に設置して24~27℃になるように調整
アクリルケージは保温性が高く冬場に最適
エアコンに加えてペットヒーターを上手く活用しよう
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