【フクロモモンガの寒さ対策】ヒーターはいつまで使う?

 

フクロモモンガは寒さに弱いって言うけれど、ヒーターはいつからいつまで使えば良いんだろう?

 
 

期間で考えるのではなく、ケージ内の温度を測って調整しよう。
フクロモモンガのケージ内の温度(1日の最低・最高気温)を測って、24℃以下になるようならヒーターを使おう!

 

フクロモモンガのケージ内の温度を確かめよう

温度管理は、温度が分からなければ行うことができません。
まずは、フクロモモンガが生活している場所の温度を把握しましょう。

 「エアコンで温度を設定しているから」「天気予報でだいたいの温度を把握しているから」と考えがちですが、私たちが生活している空間と、ケージの中とでは温度が違います。

 住んでいる地域やケージの置き場所によって、温度は左右されますので、「他の人がそうしているから」という理由で温度管理をするのは危険です。


 

一日の最低温度と最高温度を記録できる温湿度計がオススメ!

 

フクロモモンガにとって最適な温度

 温度:24~27℃
 湿度:50%前後

 気温が下がり過ぎるとフクロモモンガが冬眠する恐れがあります。
飼育下での冬眠は大変危険です。

 ベビー期、または体調を崩してしまったフクロモモンガは、
温度を暖か目に
設定してあげましょう。

 春や秋でも要注意
寒さ対策は冬に注力しがちですが、春や秋の朝晩でも冷え込む日があるので、注意が必要です。

お住まい地域の最低・最高気温~ご参考に~

住んでいる都市の月ごとの最低気温と最高気温を知りたいという方は、
こちらをご利用ください。

>>>気象庁ページ<<<

「地点の選択」をした上で、「データの種類」で「年・月ごとの平均値を表示」をクリックすれば、調べることができます。

ヒーターはいつまで使う?まとめ

 

フクロモモンガがいる場所の温度(1日の最低・最高気温)を測って、24℃前後以下になるようならヒーターを使おう!

 

【フクロモモンガの寒さ対策】保温方法は?

【フクロモモンガの寒さ対策】アクリルケージに最適なヒーターは?

 

アクリルケージにヒーターを取り付けたい場合って、
どうしたらいいんだろう?

 
 

アクリルケージは金網ケージと違って、熱に弱い素材だし、
ヒーターを設置するような所が無いからね。
でも、パネルヒーターなら安全に暖められるよ。

 

アクリルケージにはパネルヒーターを

アクリルケージにヒーターを取り付ける場合は、
床や側面につけて利用するパネル型のヒーターがおすすめです。

 赤外線で空間全体を暖める電球タイプのヒーター(ヒヨコ電球、暖突)は、
アクリルを熱で溶かしてしまう恐れがあるので、おすすめできません。

パネルウォーマー(三晃商会)



【特徴】
・コントローラーのつまみで、温度が25~45℃まで設定できます。
・PTC(自己温度制御)で、設定温度の±5℃以内に保たれます
・外部のサーモスタット(温度コントロール機器)が不要
・サーモスタット式に比べ、省エネで経済的。
・保温動作が確認できる作動ランプ付きで、いつでも動作を確認できます。






【使用方法】
アクリルケージの底に敷いたり、側面に張り付けたりして使用します。
例えば、ポーチを吊り下げている付近に沿って、アクリルケージの外側にパネルウォーマーを貼り付け、暖めると良いでしょう。
この時、暑すぎて逃げ場がなくならならいように、ポーチの半分の部分を暖めるように設置するなど注意してください。
パネルウォーマーの下に断熱材として、発泡スチロールのシート、厚手のフェルト、段ボール、新聞紙、タオルなどをかませることによって、消費電力を節約できます。



【商品の種類】
8W、14W、16W、32Wの4種類のサイズがあります。
ケージの大きさや使用場所に対して最適なサイズをお選びください。
フクロモモンガのアクリルケージであれば、16Wか32Wが良いかと思います。
どのサイズも、設定温度の幅は25~45℃で同じです。

 

 パネルヒーターは接地面が温かくなるだけで、ケージの空間全体を暖める訳ではありません。 温度計を目安にして、エアコンを併用して、温度管理を行ってください。

 

アクリルケージには、パネルヒーターを底に敷くか、側面に張り付けて使用しよう!