フクロモモンガに多い病気“じこうしょう”って何?
どうやったら気づけるのかな?
“自咬症”は、繊細なフクロモモンガが陥りやすい病気だよ。
どんな症状なのか?どんな前兆があるのか?解説するよ。
フクロモモンガの病気“じこうしょう”って?
自咬症(じこうしょう)とは…
「様々な理由から、自分の体を自身でかじったりして傷つけてしまう自傷行為」
を言います。
「様々な理由から、自分の体を自身でかじったりして傷つけてしまう自傷行為」
を言います。
自咬症の症状は?
初めは舐めている程度ですが、それが頻繁になり、エスカレートしてかじるようになります。
そうなると、自傷部位が脱毛したり炎症し、さらには皮膚や骨に至るまでかじってしまうケースもあります。
フクロモモンガにとっても飼い主にとっても辛い「自傷行為」です。
発見したら、まずは動物病院を受診して治療や環境の改善にあたりましょう。
フクロモモンガが自分で噛む理由は?
精神的な原因
具体的には…
寂しい、退屈など、フクロモモンガ仲間や飼い主とのコミュニケーション不足。
ケージが狭かったり、環境に不備がある。
ケージ周りが騒がしかったり、他の動物が周りにいる。
オスの場合は、性的欲求不満。
身体的な原因
具体的には…
体の違和感、痛い、かゆい
傷が気になる
ポーチの糸が指に絡まっている
感染症や細菌による炎症部位
消化器の病気で腹部に痛みがある
薬を塗った部位
このように他のケガや病気になっている部位を自傷している可能性が考えられます。
自咬症の前兆は?
精神的な原因となる場合は以下のような予兆が見られることがあります。
無気力、遊びたがらない
食欲がない、食欲が旺盛になる
昼間でも起きている
攻撃的になる
鳴いてばかりいる
自咬症を予防するには?
ケガをしない環境作り
退屈しない楽しい刺激がある生活
飼い主とのコミュニケーション
オスの場合は去勢手術による性的欲求の減退
まとめ
執拗に同じ部位を舐めている場合は要注意
ケガをさせない、飽きさせない、コミュニケーションに溢れたフクモモライフを送れるようサポートしてあげよう!
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